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Barnard Griffin Wineryの醸造責任者兼オーナーRobとの嬉しい出会い~ワイン探しの旅4日目~

この日のアポイントメントは午前10時。

ずっと訪れてみたいと思っていたワイナリーとの約束です。

Barnard Griffin Winery

https://barnardgriffin.com/

Barnard Griffin

コロンバスでこちらのカベルネ・ソーヴィニヨンを見つけて飲んだ際、価格といい味わいといいバランスが良く、非常に印象に残るワインになりました。その後偶然同じショップでシラーを見つけて即購入&テイスティング。「これは行かなければ!」と確信したのでした。

Barnard Griffinは

私が宿泊した最寄りの町Richlandから車で10分ほど。

荒涼とした大地に数件のワイナリー兼テイスティングルームが並ぶ一角にあります。

一歩足を踏み入れると素敵なテイスティングルーム。

約束があることを告げ待っていると、恰幅の良い白髪の素敵な紳士が現れました。

ワイナリーの醸造責任者兼オーナー Rob Griffin

彼の名前はRob Griffin。ワイナリーの醸造責任者兼オーナーです。

自分の大好きなワインの生産者に会える興奮は、おそらく大ファンの芸能人に会えるのと同じような喜びがあると思います(笑)

Robが施設を案内してくれるということなので、まずはテイスティングルーム脇の通路を過ぎ工場へ。

醸造&発酵施設を見学させていただきました。沢山のステンレスタンクとご自慢のジャーマンオークが並びます。見たことのない四角形の白い容器が沢山積まれているのを目にして質問すると、オーストラリアから購入したSlow Aging用スペシャルキューブとのこと。その数1400個!確かに木製の樽より軽く管理も簡単そうですが、私がこのスペシャルキューブの存在を知らなかった理由は、世界中で使用されているわけではなくオーストラリアやカリフォルニアを中心に、ごく一部の限られた地域で利用されているから。特にワシントン州の新しい地域ということで、このような新しい技術を積極的に取り入れることが出来るのかもしれません。伝統を重んじるヨーロッパワインとは違う楽しさがあると感じます。タンクの温度や発酵状態も、最新の機械ですべて管理しているというお話でした。

そして倉庫へ。一日2000本ボトリングできる機械が出迎えてくれ、その向こうに沢山の出荷を待つワイン達が積まれています。ワインはここだけではなくカリフォルニア州ソノマの倉庫でも保管されており、そこから他州へ発送しているそう。おそらく州毎のアルコール法の違いが影響しているのかもしれません。

一通り工場を見学してテイスティングルームに戻った後は、二人で色々なワインを試飲。

$20以下のSignatureと呼ばれるものから$50前後のReserveまで沢山のジャンルのワインを販売していますが、一番の売れ筋はSignatureとのこと。

興味のあるワインをRobから説明を受けながら、遠慮なくテイスティングさせていただきました。

ここで初めて耳にするワインを口にすることに。

『オレンジ・マスカット』

最近流行っているオレンジワイン?と思いましたが違いました。オレンジ・マスカットという独自の品種で、オレンジの甘酸っぱさと華やかな香りを持つ珍しい品種です。日本では高畠ワイナリーがオレンジ・マスカットで甘口スパークリングワインを造っているようですが、主にカリフォルニアで生産されている品種とのこと。Robが気に入って栽培を始め、今ではシャルドネの生産量を減らしオレンジ・マスカットを増やしているそうです。味わいは上品なモスカートといえばよいのか、アルザスのほんのり甘いピノ・グリやゲヴェルツトラミネールをもう少し甘くした印象というか・・。とにかく華やかな香りと上品な甘さはまさに“甘美”という言葉がぴったりです。私は甘口ワインを積極的にはいただかないのですが、冷やしたオレンジ・マスカットは特に春や夏にとても美味しくいただけると感じました。

その他、貴重なローヌブレンドや未販売のワインも試しながら、Robとそれぞれのバックグラウンドや日本やアメリカのワインビジネスの話をして、互いへの理解を深めました。Robは以前日本へブドウジュースを販売していたことがあり、その関係で日本に出張していた時期もあったとか。神田の小さなホテルに泊まっていたという話を聞くと、遠いワシントン州のワイナリーオーナーでありながら、なんだかとても親近感が湧きました。私にも「日本の会社なのにどうしてオハイオ州に住んでいるの?」と質問するので、自分の家族やソノマ大学でワインビジネスを学んだこと等を伝え、互いのプライベートも共有しました。

日本にぜひ紹介したい!と伝えて、ソーヴィニヨン・ブランやメルローを購入。最後に一緒に写真を撮り、ビッグハグをしてお別れしました。

今回の旅はRobに出会えたこと、現地へ足を運んで各地域のワインの特徴や違いを学べたことが大変大きな収穫となりました。今回出会った素晴らしいワイン達は、7月に皆様にご紹介出来る予定です。どうぞ楽しみにお待ちくださいね!

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