コロンバスの人気のワイナリー&レストラン

コロンバスに、一つだけワイナリー直営のレストランがあります

COOPER’S HAWK WINERY&RESTAURANTS

https://chwinery.com/

ここに引っ越して、初めて訪れたレストラン。2年近く経つ今も大のお気に入り。

今回はこちらのお店やワインをご紹介します。

我が家から車で20分の場所にEASTON TOWNというショッピングモールがあります。数多くのファッションブティック、レストラン、映画館などがあり、少し離れた場所にはホールフーズやコストコも。その一角にCOOPER’S HAWKレストランがあります。

店内に入ると目の前にギフトショップ。両サイドにワインのテイスティングバーがあります。ギフトショップは全てワインに関するグッズばかりですが、特にハイヒールに見立てたワインスタンド、お洒落なワイングラス、ソムリエナイフがポケットに入った保冷用お洒落バッグなどが女性の心をくすぐります。

両サイドのテイスティングバーは、このワイナリーが生産している数多くのワインがずらっと並び圧巻です。週末になると沢山のグループやカップルで賑わい、隙間も見当たらないくらい。客層は比較的若い人たちが多く、一般のクラシカルなワインレストランとはイメージが異なります。

ここはワイナリー&レストランという名前は付いていますが、ヴィンヤード(ブドウ畑)は所有していません。世界中からブドウを買い付けワインを生産しています。ワインの種類は30種類以上、なかにはブルーベリーワインやパッションフルーツワインもあります。あまり固定概念には捕らわれず、自由な発想でワインを作っているようです。そしてそれがお店全体の雰囲気や客層によく表れているのではないか、と感じます。

ギフトショップの奥には、大きくモダンなダイニングルームやバーが広がっています。ディナータイムはいつも満席。

お店で販売するワインは全てこちらでレストランで飲むことが出来ます。小売価格に千円程上乗せした価格なので、決して高くありません。またFRIGHTといって、赤白スパークリングの飲み比べセットもあります。こちらも2千円程度で4種ずつ味わえるのですから、なかなか楽しいです。

しかし一番のお勧めは、ボルドーブレンドのBARREL RED WINE、つまり樽から直接注ぐワインです。日本でも見かけるようになったかもしれませんが、樽詰めワインは増えてきたように感じます。

・・・実は樽詰めワインにはほろ苦い思い出があります。

以前受講していたソノマ大学のワインビジネスの講義で、今後流行しそうなワインについて勉強しました。例えば、ここ数年スクリューキャップのワインを見かけるようになりましたが、それをニュージーランドが始めた頃はまさかこれほど世界に広まるとは誰も予想しませんでした。しかし今ではカジュアルなワインを中心にごく普通に見かけるようになりました。そのような例としてこの樽詰めワインを勉強したのですが、当時の私は日本のワインラバー(特にフランスワインを好む人々)が念頭にあったため、あまり流行らないだろうと考え意見しました。なぜかというと、樽からワインを注ぐと中で多少の撹拌が起こり、状態が不安定になるので“ワインを寝かせる”ことに意味を求める人々は飲まないだろうと考えたのです。するとそこで、クラスメート達が樽賛成派樽反対派に分かれ活発な意見交換が行われました。議論に発展する考えを発言することはとても授業内容を濃くするので良いことなのですが、比較的古典を好む日本の人々と、アメリカの自由なワインを愛する人々は違うということをよくよく認識した瞬間でした。自由なワインを愛する人たちは、モダンなスタイルや新しい挑戦が好きなのです。それが樽詰めワインなのですね。

話を戻しまして、今回はこちらのワインを自宅で楽しもうと購入してみました。

COOPER’S HAWK Cabernet Sauvignon

クーパーズホーク・カベルネ・ソーヴィニヨン

https://chwinery.com/wine/catalog/red/cabernet-sauvignon

メインの料理はローストラム。

2キロほどのラム肉をオーブンでじっくり焼き、バルサミコ酢のソースと共にいただきます。

ワインはジャミ―で凝縮感のある力強い味わいで、スモーキーかつスパイシーな香りをしっかりと感じます。アメリカのバーベキューソースに合うような、かつ若い人たちにもわかりやすい繊細さよりパワーを感じさせるカベルネソーヴィニヨン。ラムでいただくのがちょうどよく、これがチキンやポークだとワインに負けてしまったかもしれません。

自分たちの作りたい味というよりも消費者に好まれる味のワインを作り、商業的に成功しているワイナリー&レストランなのだとつくづく感じました。

ワインを色んな角度から見ると学ぶところが沢山あります。

だからこんなに面白く魅力的なのですね。

本日もごちそうさまでした☆

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